S4 チーリン Quilin (ネタバレ!注意)

2022年2月12日2022年5月9日

※盛大なネタバレを含みます！！！！見たくない人は戻ってね。

マリネットのお母さんがアクマタイズされて中国の神話に出てくる生き物チーリン(キリン)になってしまうエピソードです。

あらすじ

レディバグとしてパリを守るのに忙しく母の日のプレゼントを1カ月以上渡せていないでいたマリネット。

サビーヌと一緒にレストランでご飯を食べる時に内緒で花束をプレゼントする事を決めます。

サビーヌが講師を務める絵の教室が終わった後にバス停で待ち合わせをしていたマリネット。

しかしマリネットはバス停に向かう前にセンチモンスターと戦わなければなりませんでした。

急いでいたマリネットはお財布とバスチケットを買うのを忘れてしまいます。

しかししっかり者のサビーヌはマリネットの分のバスチケットも持っていてそれで2人はバスに乗ります。

途中でマリネットはサビーヌへの花束を買うためにお財布をもらいバスを降ります。

マリネットはバスが止まっている間に花束を買って、またバスに乗るつもりがマリネットはバスを逃してしまいます。

途方に暮れるマリネットでしたがサビーヌに次のバス停で会おうと言われ次のバス停へ急ぎます。

しかしサビーヌがバス停につくとチケットのチェックがありチケットを持っていなかったサビーヌは警察の元へ連れていかれてしまいます。

サビーヌは事情を説明しますが駅員に嘘つき呼ばれされてしまい、顔見知りのロジャー(サブリナのお父さん)に手錠をかけられ多数の警察官に囲まれてしまいます。

「こんなの不当だ！」というマイナスの感情になってしまったサビーヌはシャドウモスにアクマタイズされチーリンになってしまいます。

バス停でマリネットはサビーヌを待っていましたがアクマタイズされたチーリンの起こしている騒ぎを聞きつけ変身し現場へ向かいます。

レディバグとシャノワールは風を操るチーリンに苦戦しますが、最後にはチーリンに手錠の鍵を渡します。

手錠を外すと言う約束を守ったレディバグを前にチーリンは自らアクマタイズを跳ね返し元のサビーヌに戻ります。

感想

サビーヌの教室にいるリラ

パン屋さんを経営しながら絵の教室も運営していたサビーヌ。

この事にもびっくりなんですが、その教室にリラの姿がっ！！

普通の生徒として絵を描いていましたがなんか怪しいです。

お母さん似のマリネット

レディバグとシャノワールがセンチモンスターと戦っているのを目撃して「夜通し戦ってまたすぐ戦わなきゃいけないなんてかわいそうな子達」と言ったり

バスでは身体の不自由な人を救っていたサビーヌ。優しい…。

↑ちゃんと視界がサビーヌのマークになっています。

マリネットが正義感が強くてクリエイティブなのはお母さん譲りなんですね。

理不尽過ぎる警察

バス代は前払いのようでバスに乗る際にチケットをかざすシステムのようですが、不定期で警察が不正防止のために更にチケットを確認する…と言う事のようです。

財布をマリネットに貸してしまったためサビーヌはチケットを警察に出せなかったサビーヌ。

そのため警察(ロジャー)に手錠をかけられてしまいます。

理由を話しても信じてもらえず、ちょっと強い口調で反論すると怯えられて、挙句の果てに複数の警察官に囲まれて…明らかに警察の反応はやりすぎです。

サビーヌがアクマタイズを破った！

アクマタイズされ悪者になった後に自らの力で元に戻れたのはこれまでアルヤとニノだけでしたがサビーヌも自らの力で元に戻りました！

(フェリックスとクロエはアクマタイズされそうになって跳ね返したパターン)

レディバグがちゃんと自分との約束(手錠を外す)を守った事のにレディバグを攻撃するのは不公平だとアクマタイズから戻ったサビーヌ…。

アクマタイズされたヴィランもこんな表情するんですね。

攻撃するのを迷っているキリン(チーリン)とレディバグの悲しげな表情に母と娘の絆みたいなのが見えた気がしてジーンと来ました。

ま、サビーヌはレディバグ＝マリネットって知らないんですけどね。

正義とは…

サビーヌがやっていたチケット無携帯乗車は確かに違法行為ですが複数の警官に囲まれたり拘留しようとするなんてやりすぎです。

駅員さんがサビーヌに個人的な恨みがあるようにしか見えません。

しかし法律に忠実にのっとって行動するとチケット無携帯乗車は逮捕→拘留と言う流れになるみたいですね(ミラキュラスの世界では)

現実社会でも法律の方が人道的に見ると間違っている事例、ありますよね。